ウエディングプランナーってどんなお仕事?フリーウエディングプランナーがその疑問に答えます!
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新郎新婦にとって、結婚式はたとえ低予算であっても、思い出に残る最高のものにしたいものです。そしてウエディングプランナーの力を借りるのは、その期待を裏切らないと信じるからに他なりません。
このような期待を一身に受けるウエディングプランナーの仕事では、神経を細やかに使う必要があるでしょう。まずは新郎新婦と招待客が満足するために、全力を尽くすだけのサービス精神が不可欠です。ある種カウンセラーのように、結婚に向けた新郎新婦の不安や期待を聞き取りながら、式を滞りなく進めるための具体的プランを提案します。新郎新婦によっては御両親への配慮から、伝統的な結婚式を望む場合もありますが、近年では形式ばったものではなく、心のこもった内輪でのお祝いという希望が増えています。そのため数ある選択肢の中から、新郎新婦や出席者の利便を考えつつ、予算内で満足されるような提案をしなければなりません。忙しい新郎新婦の方では、ともすれば自分の希望は当然知ってもらっているものと考えてしまうものですし、またあれこれと迷ってしまって口にする希望がコロコロ変わる場合もあります。そのような場合にもウエディングプランナーがしっかりと聞き取りを行って、具体的にプランを進める上では常に細かな確認を怠らない注意が必要です。そのため話を的確にわかりやすく伝えたり、適切なタイミングで一つ一つ確かめながら、急な変更にも素早く対応できるような高いコミュニケーション能力が求められます。
まずはあれこれと流行を追いかける前に、伝統的な結婚式のしきたりを十分に理解しておかなければなりません。例えば海外での流行を取り入れる場合であっても、その背景にある文化的な意味と日本との違いを理解した上で、新郎新婦の希望に合うようにアレンジしなければなりません。その意味ではフリーランスとして活躍するためには、ブライダルの知識を最低限どこかで学んでおく必要があるでしょう。新郎新婦は若い世代が多いでしょうが、御両親や出席者の世代は幅広いため、失礼にあたらないようなマナーと気配りが不可欠です。そして、ともすればまとまらない新郎新婦の要望を一つのプランにまとめ上げるためには、利用できるホテルやレストラン、あるいはカフェの情報を敏感に把握しておき、いくつかのプランを用意できるだけの幅広い情報収集力も大切です。一大セレモニーにハプニングは付き物ですから、そのような事態に機敏に対応できるような臨機応変さも必要です。何よりどんな小さな間違いも許されない仕事ということをよく自覚して、全体を指揮できるだけのタフさが必要です。
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